大型バイクにフェンダーレス化のカスタム

大型バイクの外観を格好良くするためにフェンダーレス化のカスタムを行うライダーがいます。確かにフェンダーレス化することでスリムな印象になるのでデザイン性は向上します。また車両重量を減らすことができるので加速性能にも多少プラスの効果が期待できます。しかしオートバイのリアフェンダーは非常に重要な存在です。フェンダーレス化する場合には安全性などに注意をする必要があります。

後輪の上部に存在するリアフェンダーは走行時に泥や雨水を巻き上げないようにする泥除け効果やタイヤに異物が巻き込まれるのを防ぐ働きを有します。リアフェンダーはたんに飾りとして装備されているわけではありません。大型バイクにリアフェンダーがない場合には、走行時に泥や雨水を跳ね上げやすくなります。さらにリアフェンダーにはナンバープレートやウィンカーなどが取り付けられています。取り外した場合には他の部品を固定するための工夫が必要です。

大型バイクのフェンダーを取り外すカスタムを行った場合には、安全性の問題から車検で通らない可能性もあるので注意が求められます。フェンダーを取り外すカスタムを行う場合には、安全に走行するための機能を損なわない配慮が必要になります。